恋愛と日常の短歌

去り際の恋人たちはナゼ駅でイチャイチャするのか イライラ思考



空腹に炭酸飲料 空っぽの胃内ではじける飢餓感の雨



風邪菌と手塚治虫と犬の声 はびこるin the trainの今日



のびた爪切らずにおいて 夜でなければタイミング逃すばかりで



くちびるに乾いて宿る血の亀裂 毎冬恒例鉄の味覚



30歳と飲んだ翌日17歳と遊んだハタチと一つの私



バカみたく一人で笑う スパゲティごと一緒に箸も茹でてしまって



コンタクトを朝入れようと手にとると 破れてて裏切られた気分



鎌倉の花や木や壁、空の青 色彩豊かな影もまた色



約束や会いたい気持ちを押しのける風邪ひく そんな風が吹いている



新年を迎えて腹部に覚えない 感触覚えて身に覚えあり



電車からのぞける景色あの人と 行った場所ばかりどこへ行っても



幸せという名の欺瞞を諦めて 飛び込んでみたい危険と背徳



さりげなく爪をそろえてきてくれた こっそり偲ぶ期待の表れ



少しだけ強くされた傷ヒリヒリと するけどこんなに愛すべき傷



色気ない会話のなかに織り込んだ 春の色したhandとtongue



好きなのか浮かれているだけなのか わからないまま会いに行く愛

theme : 短歌
genre : 小説・文学

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lamprunlamp

Author:lamprunlamp
社会学部の大学4年生です。

飲みたい。踊りたい。歌いたい。
読み漁りたい。

と、いっつも思ってやっています。

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